ICD(International Classification of Diseases)(疾病及び関連保健問題の国際統計分類 略称:国際疾病分類)は、世界保健機関 (WHO) によって作成された死因や疾病の国際的な統計分類基準。厚生労働省は、統計法に基づく統計調査にICD-10を用いている。精神医学の領域においては、ICD-10はDSM-5)と並び、代表的な診断基準のひとつとして使用される。現在ICD-11への改定作業が進んでいる。ICD-10においては、問題あるギャンブリング習慣は、F63「習慣及び衝動の障害」としてまとめられ、その中でギャンブルの依存はF63.0病的賭博(Pathological Gambling)と記述されている。同カテゴリーには病的放火、病的窃盗、抜毛症などがある。ICD-11では、ギャンブリング障害に改定される見込みとなっている。