IR整備推進の国政議論の中で登場した行政用語。国において議論されている「ギャンブル等依存症」は、「ギャンブルによる健康や生活への影響を広く表現する用語」であり医学的な概念や診断基準によって定義されているものではない。精神医療における診断基準に「ギャンブル依存症」が存在しない現状において、行政用語として「依存症」の定義がなされる奇異な状態が生じることとなっている。医学的な基準であるギャンブル障害とどの程度一致する定義となるかについては不明である。